食べ物を食べるのが、怖い
体重が増えるのが、怖い
この症状って何?
もしかして「拒食症?」
拒食症(摂食障害)の診断を作りました
もちろん公に発表されている診断に基づいての診断テストです。
- SRSED(日本で作成)
- ICD-10 F50.0(国際的な統計)
- DSM-5( 精神疾患の診断・統計マニュアル)
などを参考に作成しています。
自分で作ろうと思ったきっかけは、摂食障害診断テストをする度に「これ何のための質問?」というものも多かったからです。
自分の症状に当てはまるものや、代表的な症状でまとめるならこんな感じだな!
と思って作りました。
この記事で分かる事
- 拒食症・過食症(摂食障害)の傾向があるか
- 拒食症の可能性がある人とない人の違い
- 拒食症ってどんな症状か
- 食事ができる人から拒食症になってしまう人の気持ちの移り変わり
- お医者さんでの診断書のもらい方と金額
拒食症の人は、過食症にもなりやすいとされています。
過食症は、身体的には元気に見える人がほとんどです。
しかし「また一歩、心理的な症状は進んでいる」と判断される事が一般的なのです。
過食症は身体的には元気に見える人がほとんどです。
でも、心はボロボロの状態…
だからめちゃくちゃしんどいんですよ。
周りからは元気に見えて、行動力もあるから
「活発でいつも元気だよね~」
「そのバイタリティーはどこからくるの?」
なんて言われた事があります。
本当は心はめちゃくちゃしんどいのに。
こんな辛い思いをした事があります。
拒食症の状態が長く続くと、次第に過食症になってくる可能性があります。
そうならないためにも、拒食症だと感じたら専門医に行く方がいいかもしれません。
拒食症だという事に早く気が付いて、あなたがあなた自身を受け入れる(愛する)事も大切です。
そうすると、少しだけ心が軽くなると思います。
今までの自分がしてきた行動に整理がつく(納得できる)人もいると思います。
心をちょっとだけ軽くするためにも、診断テストでどれくらいあなたの症状に当てはまるのかを見てみましょう。
摂食障害(拒食症・過食症)診断テスト
3直近6カ月でこんな症状はありませんか?
当てはまる数が多ければ多いほど注意が必要かもしれません。
本記事では、主に拒食症について取り上げていきます。
※診断テストは、過食症の可能性のある人も使えます。
- 食事のせいで、仕事や学校に支障が出ている
- 食べ物のことを考えていることが多い
- 食べ過ぎたら、すごく後悔する
- 食後に下剤を使っている
- カロリーを消費させようと体を動かす
- 食後に吐きたいと思う
- 体重が増えるのが怖い・恐怖に感じる
- 食後、自分で嘔吐するときが多い
- 普通にご飯を食べたとしても、太ったと感じる
- 食べる前にカロリー計算を綿密にする
- 生理がこない、もしくは不順
- 食事前から終わりまで不安・恐怖に感じる
- 常にお腹が空いている
- お腹が空いている状態が安心する
- 栄養素を極端に気にする
- 他の人の体型が気になる
- お腹が苦しくても食べ続ける
- 食べる量や時間がコントロールできない
- 食べ物を口にしていないと落ち着かない
- 人と食事をとりたいと思わない
- 空腹や満腹がわからない
- 夜中に無意識に食べてしまう
- 過食をしないと落ち着かない
- 食べ物への金銭感覚が狂ってる
- 人に料理を振るまう事が好き
- 低カロリーの素材しか口にできない
- 食べ物をガムのように噛んで、飲み込まずに吐くという事を何度もする
- 過食嘔吐か極端な制限食しかできないことが多い
- 痩せているとよく言われるが、自分はまだ痩せたいと思う
- 皆との食事の時、誰よりも食べてなければ安心する
- 過食嘔吐がしたくて予定をキャンセルしてしまう
- 人前では普通に食事をするが、後で過食嘔吐をしている
- 食事に関して思うようにできないとイライラする
拒食症と過食症は、表裏一体です。
どちらかの症状が出ていたら、もう片方も現れる可能性が高くなります。
厚生労働省では、拒食症・過食症の特徴として以下をあげています。
※厚生労働省HPより引用
拒食症 | 過食症 | ||
---|---|---|---|
行動異常 | 摂食行動 | 拒食、食事制限、絶食、食物の貯蔵、極端な偏食、隠れ食い、盗み食い、むちゃ食い※ | むちゃ食いの反復、絶食、食事制限、隠れ食い |
排出行動 | 嘔吐※、下剤乱用※、利尿薬の使用※ | 嘔吐、下剤乱用、利尿薬の使用 | |
動性 | 過活動 | 普通-低下(過度の運動を伴うことあり) | |
問題行動 | 自傷行為※、万引きなど | 自傷行為、自殺企図、万引き、薬物乱用、衝動的行為など | |
身体症状 | 体重減少 | 低体重 | 標準体重 |
月経異常 | 無月経 | 月経異常 | |
そのほかの 身体症状 |
脱水、腹部膨満感、徐脈、低体温、低血圧、浮腫、産毛の密生、嘔吐に伴う唾液腺腫脹※、う歯・エナメル質溶解※、内分泌学的異常、種々の臓器不全、電解質(K,Na)異常※、心電図異常、不整脈、骨粗しょう症 | 浮腫、唾液腺腫脹、う歯・エナメル質溶解、食道の炎症とそれによる吐血、電解質(K,Na)異常とそれに伴う不整脈 |
※むちゃ食い/排泄型に特徴的
診断に当てはまってても、拒食症ではないかも!?
『拒食症の人の可能性が限りなく高い人』ってどんな特徴がある人だと思いますか?
その特徴も当てはまります。
でも、一概に「食べ物が食べられない=拒食症」ではありません。
「なんで食べ物が食べられないのか」という理由(考え)がすごく大切です。
その理由(考え)として、拒食症の人は
- 体重が増えたら怖い!
- 体が太くなるのが怖い!
という理由(考え)がある人が多いのです。
注目して欲しいポイント!
「体重が増えたら嫌だ!」
「体が太くなるのが嫌だ!」
という理由(考え)とは、また違った感覚という事。
体重が増える事や体が太くなる事が「嫌だ」というのを通り越して、「怖い」「不安」と感じるのです。
あなたは、体重が(例え100gでも)増えることを怖い・不安と思いますか?
あなたは、体が(例え1mmでも)太くなっている事が怖い・不安と思いますか?
この「不安」や「恐怖」の感覚ってどんな感覚なのか?
出来るだけ分かりやすく例えてみます。
【あなたは小さなころに迷子になった経験ってないですか?】
今まで一緒にいてたはずのお母さんが、気が付いたらいなくなっていた!
めちゃくちゃ不安になって、色んな所を探すも見つからない。
「絶対にここにいる!」と思った所にもいない。
30分必死で探しても見つからない。
「もうお母さんに会えないんじゃないのかな」と思うと、不安で不安でしょうがなくなる。
この先どうしていけばいいのか怖くなってくる・・・。
こんな気持ちに似ているように感じます。
これに似た体験をした人は、この恐怖や不安というもののイメージを掴んでいただけたでしょうか。
拒食症の人にとって「体重が増える」「体が太くなる」という事は、この不安・恐怖感に似ています。
だから、このように自分の体重が増える事や、体が太くなっている事に恐怖感や不安を感じない人は、拒食症ではない可能性があります。
例え先程の拒食症診断で、いくつかの点が当てはまった人でも同じことが言えます。
厚生労働省では以下の人が拒食症と判断しています。
神経性食欲不振症の診断基準 (厚生省研究班による)
1)標準体重の-20%以上のやせ
2)食行動の異常 不食 ,大 食,かくれ食いなど)
3)体重や体型についてのゆがんだ認識
4 )発症 :30 歳以下
5)(女性ならば)無月経
6)痩せの原因と考えられる器質性疾患がない
※標準体重とは⇒BIM指数が22とされています。次で詳しく説明しています。
※器質性疾患とは⇒脳に何らかの障害があって、それが精神的な病気へと繋がる要因となっているもの。
≪BMIとは≫
BMI (Body Mass Index)ボディマス指数と呼ばれています。
体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。
≪計算方法≫
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
低体重(痩せ型) | 18.5未満 | 普通体重 | 18.5以上、25未満 |
肥満(1度) | 25以上、30未満 | 肥満(2度) | 30以上、35未満 |
肥満(3度) | 35以上、40未満 | 肥満(4度) | 40以上 |
日本肥満学会では、BMI:22を標準体重(統計的に最も病気にかかりにくい体重)としています。
アメリカ精神医学会での拒食症のBMI基準値はこちらです。
軽度 | 18.5未満~17 | 中等度 | 17未満~16 |
重度 | 16未満~15 | 最重度 | 15未満 |
ただ『BMIが低くない=拒食症ではない』とは言い切れません。
後で書きますが、拒食症でも過食排出タイプの人もいます。
その場合、比較的BMIは一般的な人もいます。
私は拒食症の症状としてはめちゃくちゃ当てはまりますが、BMIで見れば拒食症ではありません。
そしてBMIが18.5未満でも、体重・体型の変化に強いこだわりがない人なら下のような症状は、拒食症の可能性は低いです。
- 小食で食欲もない
- 食後に吐き気を覚える
- 食べるのがすごく遅い
- ショックな事があって食欲がない
- お腹は空くけど食べたいと思わない
- 昨日ちょっと食べすぎてしまったから、今日は1日1食にしよう
- 食べることが嫌いで、お菓子とかは食べるけどご飯はあまり食べない
しかし、拒食症の入り口にいる可能性もあります。
ですので今後の自分の気持ちに目を向けていく注意が必要です。
もしもこんな気持ちが現れていたら注意!
- 体重が減るのに快感を覚えるようになってきた
- 体が細くなっていく事が快感になってきた
- 体重の数字や体のサイズなどの数字が減る事に、すごく満足するようになる
- 「痩せたね」と言われると、自分が認められたような感じがして、もっともっと痩せようとしている
そもそも拒食症ってなに?
先程も言ったように
- 食べたいのに、食べられない
- 体重や体型が少しでも増えることで、恐怖や不安になる
というのが拒食症の人の特徴です。
もう少し、拒食症について掘り下げていきます。
拒食症は、摂食障害と呼ばれる症状の1つです。
摂食障害には
- 拒食症
- 過食症
と呼ばれる2つの症状があります。
それぞれ症状は違えど、表裏一体なんです。
どちらかを引き起こしたら、またどちらかも時間の問題で症状となって表れる事が多いです。
簡単にどう違うのかを説明すると
- 拒食症⇒食べたいのに、食べられない
- 過食症⇒たくさん食べてしまう
という違いがあります。
一見すると、反対行為なので矛盾だと思うでしょう。
しかし、拒食症と過食症は表裏一体、紙一重なんです。
どちらの症状を持っていたとしても、体重や体型に非常にこだわりを強く持っている人が多いというのが1つの特徴と言えるでしょう。
今回は拒食症をテーマなので、拒食症の特徴について挙げます。
拒食症にも大きく分けて2つのタイプがあります。
- 制限タイプ
- 過食排出タイプ
- 常にお腹が空いている
- カロリーを消費させようと体を動かす
- 食べ過ぎたら、すごく後悔するが吐かない
- 低カロリーの素材しか口にできない
- 栄養素を極端に気にする
- 毎日食べ物のことを考えていることが多い
過食排出タイプ
- 食後に下剤を使っている
- 食後、吐きたいと思う
- 食べる量や時間がコントロールできない
- 人前では普通に食事をするが、後で過食嘔吐をしている
- 食後、自分で嘔吐するときが多い
※他にも特徴はたくさんあります。
※過去3カ月このような症状が出ていれば要注意。
過食排出タイプは、拒食症でありながらも過食症の症状と被ってきます。
10代で発症する可能性が高く、何十年間とずっと症状が続く場合も多いです。
※拒食が何十年と続くわけではなく、過食症も発症する場合が多いです。
ポイント
15歳の女子は、約150人に1人
15歳の男子は、約1,000人に1人
が発症するとされています。
日本では女:男=10:1ですが、アメリカでは女:男=3:1と言われています。
拒食症が世に知れ渡ったのも、アメリカが大きく関係しています。
「Yesterdy once more」という有名な曲はご存知でしょうか?
それを歌うカーペンターズのボーカルの女性が、拒食症により亡くなってしまいました。
これをきっかけに「拒食症」という症状が知られるようになってきました。
何があったかは、こちらの記事で取り上げています。
-
拒食症が原因で死!?カーペンターズカレンの心情に拒食症の私は共感
拒食症になった人は、多分知らない人はいない「カーペンターズ」のボーカルの女性。 彼女の名前は、カレン・アン・カーペンター 彼女は長年の拒食症によって、わずか32年と短い生涯で終わってしまいました。 & ...
続きを見る
拒食症の人は、他の精神的な症状がある人の中でも、死亡率が高いんです。
その理由は長くなるので、先程のカーペンターズの記事を見てください。
というものでは無いのですが、重症になってくると否定できません。
また、人によってはいろんな症状を合併している場合も多いです。
拒食症と合わさって出てくる症状一例
うつ病・強迫性障害・不安症(社交不安症、パニック症など)
パーソナリティ障害・神経発達障害・アルコールその他の薬物(乱用・依存)
抜毛症
毛を抜いてしまう症状。
髪の毛を抜く事で「安心する・ストレス発散になる!」というよりは、髪の毛を抜くことに集中すると何も考えないでいれるから楽という理由が大きいかもしれない。
髪の毛を抜くことで、今現在抱えている辛い事を考えるのを一時的に保留にできるから。
一旦落ち着いていたのですが、今は自発嘔吐前に多くなってきました。
爪噛み
なんとなく想像つくと思います。
私の場合、一部の爪だけ爪を噛んだり、むいたりしてしまいます。
強迫性障害
有名なのは
「手を洗ったのに、何度も何度も洗う」⇒不潔の恐怖
「鍵を書けたかどうか何回も確かめる」⇒確認的行為
ほとんどの人なら1回手を洗えばいいと思う。
1度確認すればいいと思う。
これを何度もしてしまうのが「強迫性障害の」1つの特徴です。
強迫性障害の人は、無意味だと分っていてもそれをしないと、あるいは決めたルールに従わないと、すごく不安な思いになってしまいます。
私の場合は、夜ご飯は19時までには食べたいという強迫観念があります。⇒儀式的行為
19時までに食べていないと、自分がどうにかなりそうなくらいに焦りと不安や苛立ちなど、いろんな負の感情が渦巻いてきます。
でも、開き直って「食べない」という選択をすれば、その症状は治まってきます。
もし19時を過ぎて食べてしまった場合、めちゃくちゃ後悔するし、不安になります。
そして、結局受け入れられずに19時以降に摂った食事はだいたい自発嘔吐してしまっています。
今思えば、これらの合併症は拒食症(摂食障害)になる前からあったような気がします。
特に「爪噛み」は小さいころからずっとしているから、自分の中では当たり前と思っている人がいるかもしれません。
しかし、その爪噛みもストレスからくるものという事を認識してほしいです。
拒食症(摂食障害)になる原因は?
拒食症の初まりは、ダイエットの延長の場合が多いです。
- 周りから体型について指摘された
- ダイエットに成功して褒められた
というのがきっかけで、始めた事があるという人も多いと思います。
「ダイエットをしたことがある」という人はたくさんいるはずです。
では、拒食症になる人とならない人の違いは何なのでしょうか?
拒食症になる人は、このような気持ちの変化が大きく共通しているのではないかと思います。
拒食症に陥る人の気持ちの変化
- 何らかの事で、自分が思ったようにうまくいかない苛立ちが長い間続く
(認められたい・甘えたい・弱音を吐きたい・何でも完璧にこなそうとするなど) - 自分への自信がなくなる
- 自分に価値がないと思う
- それらのきっかけで、ダイエットを始めたり、精神的に不安になって痩せ始める
- 体重は比較的簡単に自分でコントロールできる事に気が付く
- どんどん体重の数字や体を細くしたいという気持ちに駆られる
- 人に痩せたことを褒められる
- 自信がついたり、自分が認めてもらえたように思う
- 更に痩せようとする
(線引きは難しいですが、この辺りから拒食症に陥ってきていると思います) - 数字が下がっていくことが快感になってくる
- いつしか数字が下がることが、自分の自信に繋がる
(体重が減っていく自分・細い自分がアイデンティティになってくる) - 体が細くなっていくと、自分に価値が生まれてくる
- 数字が増えると自信がなくなってきたり、価値がなくなると思う
- 数字を減らしたい!絶対に増やしたくない!と強く思う
- どんどん体重や体型にとらわれていく
様々な要因があって拒食症になるとされています。
ダイエットを始めたり、精神的に落ち込んだり、痩せていくきっかけは人それぞれ違うでしょう。
しかし自信が無くなったり、価値がないと思い込むような気持ち(心理状態)は共通な人が多いと思います。
少なくとも私はこんな感じで拒食症になってしまいました。
10・20代の頃に自分が思ったようにうまくいかない状態が長く続くことによって、心理的に不安定になって拒食症が発症してしまう原因になってしまうのではないでしょうか。
診断書
診断書が欲しくて、お医者さんに行ったのに診断書を発行してもらえなかった。
なんて経験した人も結構います。
せっかく勇気を持って、受診したのに診断書を貰えなかったら「結局、私の症状って何?」って思いますよね。
『診断書』って欲しいと言わないとダメです。
受診しただけで、領収書や明細書みたいにはもらえないんです。
そして、診断書を貰うには診断書に対するお金が別で必要なんです。
しかも保険適応外の自費なんですよ。
拒食症かな?と診断テストした人の中には、拒食症が原因で
- 普段の生活に支障が出る
- 自分の行動に納得をしたい
- 周りの人に納得させたい
など、色んな理由からここに辿り着いたのだと思います。
中には「仕事にも支障が出ているので一旦休養したい」という人もいるでしょう。
もしかしたら、仕事が原因で発症して休職したいと思っているかもしれませんね。
そんな人へ休職するためにも必要な『診断書』
どこの病院に行けばいいの?
摂食障害を専門にしているのは、心療内科や精神科です。
お子さんに対しての摂食障害を診療は、一部ですが小児科でもしています。
病状が酷ければ、他の医療機関に行くことになるでしょう。
どうしたら診断書がもらえるの?
診察前に窓口で、もしくは主治医に直接「診断書が欲しい」と伝えましょう。
何も言わなければ、もらえません。
いくらかかるの?
病院によっても違いますが、大体5,000~6,000円ほどかかります。
初めに書きましたが、保険適応外の自費です。
「5,000~6,000円もかかるなら辞めておこうかな」と思うかもしれませんね。
でも、体が、そして心が悲鳴を上げているのなら、しっかりと休養を取る(治療に励む)事が大切です。
お願いです。
自分の体や心の悲鳴を空耳にしないでください!
まとめ
- 拒食症・過食症診断テスト
- 拒食症の人の心情は、体重や体型の変化に一喜一憂する
- 拒食症には2種類ある
・完全拒食タイプ
・過食排出タイプ - 合併症も出てくる可能性が高い
- 原因は違えど、発症する心のあり方は似ているかも
- 診断書は心療内科や精神科に行き、言わないともらえないし、自費になる
この記事を見てくださった方は、自分の行動や気持ちに疑問を持っている人がほとんどだと思います。
「本当に拒食症なのかな?」と不安になっている人もいると思います。
「自分の行動に説明が付かないから、拒食症だと診断できたら納得する」という人もいらっしゃるでしょう。
私も摂食障害歴約20年ですが、たまに診断テストしたりします。
なんででしょうね(笑)
「摂食障害なんだ」という再確認もあります。
しかし、そのテストがどれだけ本当に摂食障害者の事をわかって書いてるのかを見るためかもしれません(いやらしい(笑))
世の中にはいろんな情報が多いです。
ネットに載っていることがすべてではありません。
だから、鵜呑みにしないでくださいね。
それを鵜呑みにして、もっと痩せなければ!とかまだまだ太い!なんて思わなくてもいいんです。
あなたがあなたでいることが大切です。
例え拒食症になってしまったあなたでも、それはあなたです。
拒食症になった自分を受け入れましょう。
普通に食事をとれる人よりも辛い経験をしていることは間違いないです。
でも、それを受け入れてあげられなければ、ずっとあなたは自分自身を否定して苦しめてしまう事になります。
拒食症でもいいんです。
痩せてもいいんです。
太ってもいいんです。
治ってもいいんです。
全部いいんです。
そう受け入れることで、きっと心がちょっとだけ落ち着くはず。
まずはありのままの自分を受け入れ(愛し)てあげましょう。
そうしていると、いつしか症状は和らいでくるかもしれません。