赤ちゃんとの初めてのお出かけって、緊張もあり、楽しみでもありますよね。
でも、お出かけの前に気になる事ってありませんか?
私は「そろそろお出かけしようかなぁ~」と思った時にフッと気になったのが
紫外線対策です!
私は季節に関係なく外出する際は、いつも日焼け止めを塗って出ます。
だから
赤ちゃんとお出かけをする際に、日焼け止めは必要じゃないの?
という事が気になりました。
確かに紫外線って大人でもきつい!
そうなんです。
赤ちゃんは大人よりも肌が弱いんです。
だから、大人よりも紫外線対策は重要!
紫外線で受けたダメージは蓄積されていきます。
もし小さな頃から紫外線対策をしなければ・・・!?
- シミやしわの原因になる
- 最悪ガンになる
可能性だってあります。
いつまでも綺麗なお肌でいて欲しいし、病気になるのも嫌ですよね!
と言っても、日焼け止めを塗ったのが原因で、お肌に異常が出るのも嫌。
そして、その跡がもしも残ってしまっても嫌ですよね。
だから私は徹底的に日焼け止めについて調べました!
子どもの肌を守るために。
そして肌を守っているにもかかわらず、日焼け止めによって肌をなるべく傷つけないように!
この記事で分かる事
- 赤ちゃんに日焼け止めって必要なのか
- どんな日焼け止めがいいのか
- 正しい塗り方と塗り直し方・落とし方
- 落とした後はどうすればいいのか
- 日焼けしてしまった時はどうすればいいのか
- 日焼け止め以外の対策はあるのか
紫外線対策について調べると、ものすごい情報量でした。
でも、やっぱりどこも紫外線対策は必要!と書いてありました。
年中日焼け止めをつけていた私ですが、間違った使い方をしているのも分かりました。
もしかしたら、あなたも間違った使い方をしているかもしれません。
将来後悔しないためにも、チェックしてくださいね。
目次
赤ちゃんに日焼け止めは必要なの??
赤ちゃんでも外出するなら、日焼け止めは必要です!
「塗らない」というのが本当は1番なのですが、外出の際は塗ってあげた方がいいです。
赤ちゃんの皮膚の厚さって、大人の約半分なんですよ。
大人は皮膚が厚いから色んな刺激に強くなります。
とは言っても、大人の皮膚の厚さは約2㎜。
イメージしやすく言えば、ラップ1枚分の厚さです。
赤ちゃん皮膚の厚さはラップよりも薄いという事です。
厚さは約1㎜、めちゃくちゃ薄いですよね。
↓大人の肌は分かりやすくイメージするとこんな感じ?(笑)
しかも生後4ヶ月頃には皮脂量も少なくなってくるんです。
大人と比べると約1/3の量に。
皮脂も皮膚と同じで、肌を守る役割があります。
簡単にいうと、生後4か月以降から更に弱い肌になってくるという事!
元々皮膚が薄いのに、皮脂量も少なくなってくると、外からの刺激にとても弱くなります。
そう思うかもしれませんが、一概に悪い!とは言えません。
日焼け止めの選び方さえ間違っていなければむしろ日焼け止めを塗らない方が、肌にとってダメージが大きくなってしまう可能性が大きいのです!
赤ちゃんの肌の薄さは先ほど言ったように、大人の1/2の薄さ。
という事は、紫外線のダメージの影響は単純計算で、大人の2倍!
赤ちゃんにとっての日焼けは、ヤケドにも近いと言われています。
ヤケドに近いことを毎日蓄積させたくないですよね。
だから、紫外線対策は必要なんです。
紫外線は、どんどんきつくなってきています。
日当たりがいい家なら、家に居ても注意が必要なくらいなんですよ。
日焼け止めの成分の心配もあるかもしれません。
それは十分に注意してください。
比較的安心できるのは、天然成分で作られたものと私は思っています。
もしかしたら、天然成分の物でも合わないものもあるかもしれません。
もし合わなければ、天然成分の日焼け止めはたくさん出ています。
もしもずっと紫外線対策をせずに過ごしていくと、将来取り返しが付かない事が起こるかもしれません。
いろいろ試してみて、お子さんの肌に合うものを見つけてください。
紫外線に対して環境省紫外線環境保健マニュアルに、このように記載されています。
我々は子供のうちに大量の紫外線を浴びていると考えられます。
その影響は何十年もたってから現れてきます。子供のうちから紫外線を浴びすぎないよう、帽子、衣類、日焼け止めなどによる紫外線防御を心掛けることが大切です。
紫外線を浴び続けると、ダメージが蓄積されます。
それが、最悪がん細胞にもなる可能性が出てくるとも示されています。
皮膚のシミやしわ、時には良性、悪性の腫瘍が現れてきます。
お年寄りの顔や手の甲にみられるこれらの変化は、一般に加齢による老化と思われがちですが、 実は紫外線による慢性傷害の結果であり、光老化は加齢による自然の老化とは異なり、適切な紫外線防御対策により防ぐことができるものです。 (環境省紫外線環境保健マニュアル参照)
怖いですよね。
また外出する際の対策としては日本小児皮膚医学会は次の点に注意が必要としています。
紫外線が強い時間帯(10~14時)を避ける
日傘や帽子などで紫外線を防止する
日焼け止めを塗る
日焼け止めを塗るかどうかの時間的な基準は太陽が出ているかどうかで判断してください。
18時くらいでも、夏ならまだ太陽は出ているので塗った方がいいです。
冬なら太陽が沈んでるので、塗らなくても大丈夫です。
ポイント
曇りでも太陽は出ています。
そして、紫外線は雲を突き抜けて降り注いでいます。
日差しが当たってなくても、紫外線は目に見えずとも当たっているという事です。
塗る・塗らないの基準は天気ではなく、「時間」と「太陽」の関係で判断してくださいね。
生まれたばかりの赤ちゃんに日焼け止めって大丈夫?
新生児から使える日焼け止めだと大丈夫の場合が多いです。
※赤ちゃんによって合う合わないがあります。
日本小児皮膚医学会は、赤ちゃんへの日焼け止めに対して、このような見方です。
サンスクリーン(日焼け止め)は、小さい赤ちゃんから使うことができます。
通常は、病院で健康保険適応のある処方を受けることができませんので、ベビー用や子供用として販売されているものを購入してください。
「ベビー用」「子ども用」と書かれている日焼け止めでも、使用できる月齢や年齢は日焼け止めによって違ってきます。
注意してくださいね。
商品パッケージに使用対象年齢が書いてなくても、公式サイトに記載されている場合もあります。
しっかり確認してから購入して下さいね。
という方は、やはり新生児から使える日焼け止めを選ぶ方が安心できると思います。
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際の5つ注意点
他にも気を付けておいた方がいい事ってあるの?
それも含めて気を付けておいた方がいい点があります。
- 赤ちゃん用・顔にも使えると書いてある
- 行く場所によって使い分ける
- お湯(石鹸)で落とせる
- 「紫外線吸収剤」が使われていない
- 口に入ってもそこまで害がないと言われている成分でできている
赤ちゃん用・顔にも使えると書いてある
先程も書きましたが、ベビー用とされていても月齢が低い赤ちゃんは対象外の場合があります。
そして顔にも使えると書いているものの方がいいです。
顔以外は衣服で守ることができますから。
ベビー用日焼け止めで、よくあるのは、3カ月から使えるというもの。
新生児から使えるものはそんなに多くないので、確認は念入りにして下さいね。
行く場所によって使い分ける
- お散歩やお買い物といった日常使い
- 海や山など比較的長時間のお出かけ
などによって、日焼け止めの種類は変えた方がいいです。
日焼け止めにはSPFとPAというのがあります。
それを基準に変えて下さい。
簡単に言うと、紫外線からお肌を守る時間と強さがどれくらいあるかを示した値です。
紫外線には、3種類あります。
- 紫外線A波(UV-A)
- 紫外線B波(UV-B)
- 紫外線C波(UV-C)
UV-Cはオゾン層に吸収されるので、地表には届きません。
私たちの肌に悪影響をもたらすのは、UV-AとUV-Bです。
SPF(Sun Protection Factor)とは
UV-B(肌が赤くなる日焼け)の防せぐ効果を表す数値のこと。
数字が大きいほど持つとされています。
(最大SPF50まで)
SPF1⇒15分~20分
SPF10⇒150分~200分(約2.5~3.3時間)
SPF30⇒450分~600分(約7.5~10時間)
SPF50⇒750分~1000分(約12.5~16.6時間)
PA(Protection Grade of UV-A)とは
雲や窓ガラスも通り抜けやすい。
だから家の中でもしっかりUV-Aの対策が必要なんです。
+が多いほど、シミやしわの原因を防せぐ効果が高いとされています。
(最大PA++++)
PA+ 防止効果がある
PA++ 防止効果がかなりある
PA+++ 防止効果が非常にある
PA++++ 防止効果が極めて高い
お散歩やお買い物といった日常使いには「SPF10~20 PA+~PA++」で十分でしょう。
海や山など比較的長時間のお出かけには「SPF30 PA++」以上のものが好ましいでしょう。
その通りです。
効果が高くなるほど、お肌に対しての刺激は大きくなってきます。
しかもSPF50を塗ったからといって、塗り直さなくてもいい。ということもないのです。
でも違うんです。
SPF50は最大16.6時間の持続時間があるのですが、摩擦や汗・皮脂といったもので落ちてしまいます。
ですので、2~3時間に1度は塗り直しした方がいいんです。
だから、どうせ塗りなおすなら長時間のお出かけでも「SPF30」でいいという事!
なぜならSPFとは何分間、紫外線をカットしてくれるか?
といった時間のこと。
紫外線をカットしてくれるパワーの数字ではないからです。
それならレジャーでも、肌に負担のかからないSPF30でいいんだ!
そうなんです。
SPF30の方がSPF50よりも、肌に負担がかからないから嬉しいですよね!
お湯(石鹸)で落とせる
赤ちゃんの体なら石鹸を簡単につけられるのですが、顔の場合はどうでしょう?
石鹸でなかなか落とすのが難しいですよね。
動き回らない時はガーゼなどの布に含まして拭けばいいけど、もし泡が目に入ってしまったら心配ですよね。
そして動き回ってくると、石鹸を使って顔を洗うのは非常に難しくなってきます。
じっとしてない・目は閉じてくれない・めっちゃ嫌がる!!
だから簡単に、石鹸を使わなくてもお湯で洗い流せるタイプを選んだ方が、格段に楽です!!
でも、外に出る度に塗る必要があるんですよ。
使いやすくて、落としやすいの方が、なんたって自分が楽じゃないですか!(笑)
しかも、どうせ塗り直しは必要だし!
赤ちゃんのお肌にもその方が優しいから、私はお湯で落とせるタイプにしています。
私の使っている物は、アロベビーの日焼け止めです。
お湯で簡単に落ちて成分も自然の物でできてるから、赤ちゃんにも優しいので使ってます。
そして何よりも使いやすいんです。
口コミも非常にいいので、日焼け止め選びに迷っている人はアロベビーについてまとめてますので見てみてください。
-
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「紫外線吸収剤」が使われていない
簡単に説明するので、安心して下さい。
日焼け止めには、ある成分が入ってるおかげで、紫外線からお肌を守れるのです。
そのある成分とは、2種類あります。
- 紫外線吸収剤(吸収してお肌を守るもの)
- 紫外線散乱剤(反射させてお肌を守るもの)
この2つのうちの「紫外線吸収剤(吸収してお肌を守るもの)」が使われていないものを選びましょう。
という事。
紫外線吸収剤(吸収してお肌を守るもの) とは
受けた紫外線を吸収してから放出することで肌を守る効果があります。
ーメリットー
・白浮きしにくい
・伸びがいい
・汗をかいてもくずれにくい
ーデメリットー
・肌に赤みが出る
・かゆくなる
ようなアレルギー反応を起こす人もいます。
※選ぶときに「この名前が出てたらあまり良くないんだなぁ~」
という基準で見てください。
- オクチルトリアゾン
- メトキシケイヒ酸オクチル
- t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
- パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
紫外線散乱剤(反射させてお肌を守るもの) とは
紫外線を散乱・反射させて紫外線による肌へのダメージを防ぐ効果があります。
ーメリットー
・アレルギーを起こすことがほとんどない
・肌への負担が少ない
ーデメリットー
・白浮きしやすい
※選ぶときに「この名前が出てたらまぁ良いんだろうなぁ~」
という基準で見てください。
酸化亜鉛・酸化チタン
赤ちゃんのお肌には後者の『紫外線乱反射剤』が使われている物を選びましょう!
「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル(ケミカルフリー)」と表示がされている物も多くなってきています。
口に入ってもそこまで害がないと言われている成分でできている
赤ちゃんは、舌で口の周りを舐める事は、あまりしません。
しかし、肌についた日焼け止めが手に触れて、その手を口に入れてしまう。
という可能性は大いにあります。
口に入ってもそこまで害がないと言われている成分でできている方がまだ安心しますよね。
最近の赤ちゃん用の日焼け止めは、植物などの天然の成分で作られているオーガニックのものが多くなってきています。
万が一に備えて赤ちゃんの肌にも優しく、口に入っても問題が出にくいものを選びましょう。
種類もたくさん出ているので、もし合わなくても、きっと合うのが見つかるはず。
選ぶのも楽しいですよ。
口に入ると良くない成分
表示されている成分で、これが入っているものは避けましょう。
あなたの今使っている日焼け止めは大丈夫ですか?
- アルコール
- 合成ポリマー
- 合成界面活性剤
- 窒素化合物
- リン酸化合物
- 紫外線吸収剤
- 防腐剤
- 香料
- 着色料
赤ちゃんも使える日焼け止めは7タイプ!?~種類と特徴~
赤ちゃんから使える日焼け止めには7種類ものタイプがあります!
そうなんです!
思っていたよりも多いですよね。
どんな種類があるか?
- 7種のタイプ
- 特徴
- 赤ちゃんでも安心して使えるとされている日焼け止め
の紹介をしていきます。
①乳液タイプ
日焼け止めといったらこのタイプ!
一番オーソドックスな日焼け止めではないでしょうか。
特徴
●伸びが良くて広範囲に塗れます。
●ムラにもなりにくく白浮きしにくい。
商品例
●ユースキンS UVミルク(SPF25 PA++)
●アロベビー UVモイストミルク(SPF15 PA++)
②スプレー(ミスト)
徐々に商品数も多くなってきています。
お手軽で時短になる!という声が続出!
特徴
●”シュッ”とひと吹きで広範囲に広がる。
●顔には手で塗らないと目に入る可能性も。
●動き回るお子様に手早く塗れる。
商品例
●アロベビー UV&アウトドアミスト(SPF15 PA++)
③ジェル
お子様でも扱いやすい!
特徴
●”サラッ”と伸びが良い。
●落ちやすいのでこまめな塗り直しが必要。
●白浮きしない。
商品例
●マミー UVマイルドジェルN 100g(SPF33 PA+++)
④スティック
スティックなんてあるの?という人も多いのでは!?
リップクリームのように塗れる新しいタイプ。
特徴
●細かい所に片手ですぐに塗れる。
●多少塗り込まないと白浮きもあるという口コミも。
●手が汚れず、密着度が高い。
商品例
●ベビー サンスティック (SPF30 PA+++)
⑤泡
泡タイプも比較的珍しいかもしれませんね。
子どもも面白がって使ってくれそうです。
特徴
●塗りやすい。
●肌になじみやすい。
商品例
●こども かんたん泡UV ふわベール 50m(SPF18 PA+++)
⑥クリーム
しっかりと紫外線対策したいという時に!
特徴
●保湿力・UV効果が高い。
●普段使いには刺激が強いものが多い。
●汗や水にも強くて落ちにくい。
⑦ロールオンタイプ
こちらもスティックタイプと似ていて、塗る部分がロール状のもの。
30代くらいのママさんだったら「ソックタッチ」といったら分かりやすいでしょうか?
ボールペンの構造のように先にボールが付いていてその回転によって塗るものです。
特徴
●白浮きしにくい。
●”サッ”と細かい所にも塗りやすい。
商品例
●ピジョン(Pigeon) UVベビーロールオン ももの葉 (SPF20 PA++)
紹介した商品は、普段使いできるSPFのものを中心にしました。
海や山といったレジャーにはSPF30のウォータープルーフの日焼け止めにする方が落ちにくいので使い勝手がいいですよ。
普段使いでは、毎日使うのでオーガニックで作られている方がやっぱりいいんじゃないかな~と思います。
そして最近多い虫よけ成分入りというのも使い勝手が良いですよ!
私がアロベビーの日焼け止めを気に入っている理由は、虫よけ成分が入っているという所にもあります。
日焼け止めの正しい塗り方~最大限の効果を引き出す~
正しい塗り方ってあったの?
という人は多いと思います。
実は、日焼け止めを毎日塗っていた私も分かっていませんでした。
日焼け止めには正しい塗り方があるんです!
正しい塗り方を知ると『そんなところにも塗らなきゃならないの??』
となるかもしれませんが、塗り方ひとつで効果が大きく変わってきますよ!
まず大切なこと!
日焼け止めクリームを塗る前に、まずはパッチテストを!
やり方
①腕の内側など目立たない場所に少しだけ塗ってみる。
②異常が出ないか(赤くなったりしなしか)を確かめる。
異常が出たら使うのを控えましょう。
肌が大きく荒れないためにも、絶対にこれはした方がいいです!!
日焼け止めのタイミング
出る直前で大丈夫!
正しい日焼け止めの塗り方
順番保湿剤⇒日焼け止め(⇒虫除け)
(参考:環境省紫外線マニュアル2015)
顔への塗り方①日焼け止めをよく振る。
②クリーム状なら、パール粒1個分。
液状なら、1円硬貨1枚分を手のひらに取る。
②おでこ、鼻先、両方のほっぺた、アゴの5か所に置く。
そこからまんべんなく丁寧に塗り伸ばす。
中心から外に向かって塗るのがポイント!
③もう1回繰り返す。
※生え際・耳(後ろ)・鼻(脇)・首(後ろ)は塗り忘れが多い所!
塗る順番を普段から決めておくことで、塗り忘れ防止になります。
腕・足などへの塗り方
①直接日焼け止めを腕や足に線状に出す。
②くるくると回しながら塗っていく。
外側だけでなく、内側もしっかりと!
※手の甲は塗り忘れが多い所!
※肌の負担にならないように”スー”っと優しく塗ってあげてね。
※ゴシゴシしたり、強く伸ばしたりしないでね。
顔や腕や足に出す量は、思っていたよりもはるかに多く塗らないといけないです。
私はずっと、手にBB弾位の量(ほんのちょっと)を塗り広げて薄~く顔に伸ばしてました。
塗ってるつもりで、全く効果のない塗り方をしていたんですね。
塗り直しのポイント
摩擦や汗をかいたりすると、落ちてしまうので2・3時間ごとに塗り直しを。
塗り直しのやり方①汗や汚れを拭き取る。
②清潔な手で。
③はじめ塗った量と同じくらいに、同じ場所に塗る。
赤ちゃんの肌に負担をかけない「落とし方」と「落とした後」
お風呂でしっかりと落としてあげてください。
すぐにお風呂に入らない場合は、拭き取りだけでもしておくのが〇
日焼け止めの落とし方
日焼け止めによって変わってきます。
①お湯で落ちるもの
②石鹸で落ちるもの
③専用のクレンジングがいるもの(ウォータープルーフが多い)
日焼け止めに落とし方の記載があると思います。
①は、お湯を顔にかけて洗うか、濡れたガーゼなどで拭きとってあげてください。
②③は、塗った部分を石鹸かクレンジングで洗ってあげてください。
その際に、泡立てネットなどでよく泡立てて、優しく密度の高い泡で洗うようにして下さい。
※どうしても取れない場合を除き、手でゴシゴシしないこと!肌を傷つけちゃいます。
③は専用のものが一番いいですが、メイク落としでも大丈夫です。
(ただし、大人用に作られているので刺激は強めでしょう)
溶かし出すように洗ってあげてください。
日焼け止めを落としたら
必ず保湿をしてあげましょう!
赤ちゃんのお肌は乾燥しやすかったですもんね。
ベビーローションや乳液などを塗って乾燥しないようにしてあげてください。
赤ちゃんが日焼けしてしまった!という時の対処法
「赤ちゃんが日焼けしてしまうと、赤ちゃんにとったらヤケドと同じようなこと」
と冒頭でお伝えしましたが、焦らないでください。
①先程の落とし方で、肌に負担をかけないように落とす。
②日焼けした部分を、濡れタオルでよく冷やす。
※保冷剤は、低温やけどの原因に!もしもの事もあるので、辞めておきましょう。
③保湿する。
※日焼けがひどい場合は病院へ行きましょう。
「日焼け止めを塗る」以外の対策は?
帽子や服でカバーもできるよね?
帽子は、年中通して紫外線を防ぐ必須アイテム!
日焼け止めでついつい塗り忘れがちな首と耳の後ろ!
そして塗るのが難しい頭!!
これをフォローしてくれるのが帽子です。
中でも、帽子の後ろに布が付いているもの(日よけ付きの帽子)がいいです。
それで首の後ろも紫外線を防ぐことが出来ます。
↑日よけ付きの帽子
また、マリンスポーツや水遊びの場ではラッシュガードを着せると、濡れても紫外線対策になります。
ラッシュガードとは
ウエットスーツのゴム素材から肌を守ったり、体温の低下を防ぐ目的で使用されていました。
最近では日焼け対策としても着られるようになってきました。
マリンスポーツ以外にも、ランニング・サイクリング・登山などでも着られています。
↑ラッシュガード
動き回らない頃は、顔や体も服やおくるみ・日傘などで防ぐことができるでしょう。
でも動き回れるようになってくると、顔はどうしても防ぎきれない。
そして長袖は腕まくりするかもしれない。
夏は長袖長ズボンは蒸れるし、暑すぎますよね。
帽子や服でも対策はできますが、やはり日焼け止めと合わせて対策をした方がいいです。
それでも、くれぐれも炎天下にずっといないように!
日陰の多い場所を選んだり、合い間合い間で、木陰で休んだりして下さいね。
対策のまとめ
- 外へ行く際は日差しの強い10~14時を避ける。
- つばの広い帽子・首元にも紫外線が当たらないように布のついている帽子をかぶせる。
- 肌の露出を出来るだけ避けて、長袖長ズボンを履かせる。
- 外で遊ぶ際は、日陰の多い場所を選び、適度に木陰で休む。
- ベビーカーに乗せる際は、日が当たらないように気を付ける。
- 家や車でも紫外線対策が必要。UVカットカーテンなどを付ける。
日焼け止めもきちんと塗った上で、これらの対策も合わせてしましょう。
そうすることで、より効果が大きくなりますよ。
まとめ 赤ちゃんは日焼け止め(紫外線対策)が必要!
- 赤ちゃんに紫外線対策は必要!曇りでも紫外線対策を!
- 新生児でも日焼け止めOK!
- 日焼け止めの選び方の注意点は5つある
①赤ちゃん用
②顔にも使える
③行く場所によって使い分ける
④お湯(石鹸)で落とせる
⑤「紫外線吸収剤」が使われていない
⑥口に入っても大丈夫
- 赤ちゃんでも使える日焼け止めは7つタイプもある
①乳液
②スプレー(ミスト)
③ジェル
④スティック
⑤泡
⑥クリーム
⑦ロールオン
- 日焼け止めの正しい使い方をマスター!最大限に効果を引き出す方法
- 肌に負担を書けない落とし方
- 日焼けしたときの対処法
- 日焼け止め以外の対策方法
子どもはたくさんの事に興味を示すので、いろいろ動きたがるもの!
色々見たり体験することはすごくいいことですよね。
日焼け止めや他の対策を掛け合わせて、外で思いっきり楽しく遊びましょう!!